10月31日は、今月2回目の新月「ブラックムーン」です。
今回の「ブラックムーン」は、蠍座で起こります。
2年半ぶりに起こる「ブラックムーン」の意味とは一体なんなのでしょうか?
宇宙の流れとともに、考えてみます。
前回の満月は、牡羊座の満月でした。
牡羊座の満月は、「はじまり」を意味し、火の強いエネルギーをもった満月です。
停滞を切り開き、新しい方向性を導く役割をこの満月は担っています。
ただし、新しいことをはじめるには、環境を整えておく必要があります。
整っていないところに無理な力をかけると、バランスが崩れてしまうためです。
この調整の役割をもっていたのが、10月1日の新月でした。
10月1日の今月1回目の新月は、天秤座で起こりました。
天秤座の新月は、「整える」のが得意な星座です。
崩れたところのバランスを整え、具合よく調整する意味が天秤座の新月にはありました。
新月には「浄化」の意味合いがあるのですが、9月と10月は2カ月続けて、1日に新月を迎えています。
カレンダーのはじまりと新月のはじまり(月の満ち欠け)が一致することで、新月の波動は増幅されます。
強い浄化2回を経て、前回の牡羊座の満月は迎えられました。
今は、古いものを取り除いて、来年に向けて新しいテーマがはじまろうとする時期になります。
とはいえ、「変化」するのはなかなか難しいもの。
そこで、宇宙は牡羊座の満月の月に、もう一度強いパワーを持った浄化の新月「ブラックムーン」を用意してくれました。
今度の10月31日に迎える蠍座の新月は、まさに「変革」をテーマとする星座で起こります。
古い殻を脱ぎ捨てよりよい方向へ導くのが、蠍座の「ブラックムーン」の意味でしょう。
宇宙の流れは本当によくできています。
ちなみに、10月31日といえば、「ハロウィン」でもあります。
ハロウィンの夜に起こる「ブラックムーン」、ここにも強い力が働いています。
この「変革」を意味する蠍座の新月「ブラックムーン」を経ると、実はその後にもうひとつ宇宙は贈り物を用意してくれました。
「ブラックムーン」(10/31蠍座の新月)の月に続く満月は、「スーパームーン」(11/14牡牛座)になります。
そして、この「スーパームーン」は、近年でも最も大きな満月で、月までの最短距離が356,511kmと、なんと68年ぶりに地球に最も接近するのです。
「ブラックムーン」で徹底浄化したあとの「スーパームーン」がどんなにパワフルか、想像するだけでわくわくします。
わたしたちをとりまく宇宙の流れは、古い意識からの変化を指し示しています。
この流れを受けとめるために、「自分がどうなりたいか」心の声に耳をすませてみましょう。
「自分を信じること」も、夢を実現させるとっておきの秘訣です。
自分を信じて宇宙に委ねれば、月は大きな力であなたと導いてくれるでしょう。
月に願いを伝える具体的な方法については、こちらの記事にまとめていますので、参考にしてください。